2015年1月29日木曜日

発根用砂場のこと

カキ仔をしたロホホラや緋牡丹錦、接ぎ降ろしのために台木をえぐったサボテン、台木を切ったサボテン、牡丹のイボをばらしたもの、根っこが腐った・弱ったサボテン、などなど。
根っこがないサボテンはすべて、川砂に挿して発根をさせています。
(最近はマダガスカルの植物も仲間入りしています)
砂場でしっかり根っこが出たら、用土の鉢に植え替えです。


サボテンオークション日本の温室では、サボテンの鉢が置いてある棚のすべてに川砂が敷いてあります。他の多肉の棚も同様です。
深さは指の関節2つ分くらいを目安にしています。

なので、どこの棚の隅にサボテンを挿しておいてもいいのですが、それなりにカキ仔等の量がありますので、メインで1ヶ所専用の棚を用意してあるのです。
発根用の砂場は1年中乾ききらないようにしているため、他のサボテンの根腐れを気にせず水をやれる利点もあります。

連作障害が発根のしやすさに影響するとのこと。発根が目的の棚なので、1年ほど使ったら新しい砂に変えたいです。今回は隣に新しく砂を入れた棚があったので、そちらにお引越しです。
高温の方が根っこが出やすいので、用意した場所は5棟の温室中最高温度の場所です。

発根しにくい冬の間もぎたいのを我慢していた仔をもいでいい季節になってきたので、昨日はそのための準備(お引越し)でした。